温泉保養士(上級)とは

(温泉保養士(上級)とは)

温泉保養士(上級)とは、温泉の多種多様な特質を活かした「温泉健康法」を習得し、温泉を健康づくり、疾病の予防、保養に活用することのできる人材です。

(時代のニーズ)

健康寿命の延伸が叫ばれている近年、予防医学に基づいた「積極的健康づくり」が、その鍵を握っています。

積極的健康づくりの基本は、「休養」「運動」「栄養」の三要素ですが、これらを生活習慣として継続するためには、「安全性」「効果」「楽しさ」が体感できるものでなければなりません。一方、健康情報は拡散され、玉石混交の中にあって、本物の知識や情報をつかむことは簡単ではありません。

(温泉活用の進化)

「温泉保養」は、日常生活圏から離れて、温泉地に転地(リトリート)し、温泉地の気候環境の中で、積極的健康づくりの方法を学び、体験する機会となります。その中心的な役割を担うのが、温泉保養士(上級)です。

温泉活用においては、疾病の治療、リハビリテーションから疾病の予防、健康づくりなど、温泉ウェルネスの時代が到来しています。その最先端を主導するのが、温泉保養士(上級)です。